「金融リテラシーを高める方法はある?」
このような疑問や不安を抱えている人は少なくありません。
結論から言いますと、金融リテラシーは誰でも高めることが出来ます。
ただし、金融リテラシーは自分で努力して学ぶことが重要になります。
今からでも遅くありません、一緒に学んでいきましょう。
そこで今回は、金融リテラシーを高める具体的な方法について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
金融リテラシーを高める方法
金融リテラシーが求められる現代、どのようにして金融リテラシーを高めていけばいいのでしょうか。
金融リテラシーは一朝一夕に理解できるものではありません。
金融商品や内容、投資効果、投資方法などは日々変化していき、お金を取り巻く環境も時代によって大きく変化していくものです。
そのため、日ごとから金融リテラシーを高めるため努力し、磨いていくことが大切です。
実際に金融リテラシーを高める方法は以下のようなものがあります。
- 独学で勉強する
- 資格を取得する
- 実際に投資してみる
それぞれについて詳しく解説していきます。
独学で勉強する
金融リテラシーについては様々な方法で学ぶことが出来ます。
例えば
- ニュースアプリで金融に関する情報を取得する
- 金融リテラシーが養われる本を読む
- 日本経済新聞等の新聞を日々閲覧する
- 金融リテラシーに関する情報を発信するYouTubeやSNSを見る
などが具体的な金融リテラシーを高める方法です。
金融リテラシーが高い人は、自ら情報を取得し、取捨選択していく力を持っています。
つまり、金融リテラシーを高める第一歩としてはまず様々な情報に触れ知識を得ていくことが重要です。
その上で、「どの情報が正しいのか?」「この情報は前の情報と反対のことを言っている」「この情報は間違っている」と考えることが、高い金融リテラシーを得るために最も大切なプロセスとなります。
情報に触れていくうちに、何が正しい情報か判断が出来るようになるため安心して下さい。
金融に対する知識を全く入手せず、よく分からない状態でいることが一番危険です。
資格を取得する
金融に関する資格として
- ファイナンシャルプランナー
- 簿記
- 証券アナリスト
などが挙げられます。
<ファイナンシャルプランナー>
ファイナンシャルプランナーに関しては
- ライフプランニング
- 金融資産運用(投資)
- タックスプランニング(税金)
- 不動産運用設計
- 相続、事業承継
などの項目を幅広く学ぶことが出来ます。
金融リテラシーの向上はもちろんですが、「税金」や「資産形成」など、自分の人生にも直接関わってくる項目が多いため、特に金融関係の職業に就いている人の資格という訳でもありません。
金融リテラシー向上の一環として勉強に励むのも良いでしょう。
<簿記>
簿記は、帳簿を付けたり、収支を把握するのに役立つ資格です。
簿記の知識を付けることは、実際のお金の流れを理解することができるので、金融リテラシーに必要な「家計収支の正確な把握」をすることにも繋がります。
<証券アナリスト>
証券アナリストは金融のプロであり、特に投資分野に特化した専門家です。
「投資信託」「株式投資」「オプション投資」など、金融庁が求めている金融リテラシーよりもさらに知識を深める必要がありますが、資産形成について幅広く知識を得たい場合などは、証券アナリストの勉強をしてみるのも良いでしょう。
実際に投資してみる
ある程度投資の知識などを得たら、少額からでも良いので自分で実際に投資を行ってみることをお勧めします。
自分のお金で投資をすることで、日本や世界の情勢を気にするようになり、日々の値動きに対して興味を持つようになります。
つまり、投資を行うことは、インプットアウトプットが習慣化されることに繋がります。
習慣化により、自然と金融リテラシーが身につくようになります。
ただし、実際に投資を初めて行う場合は
- iDeCo
- 積立NISA
など、税制面で有利に働く金融商品を活用することをおすすめします。
iDeCoや積立NISAでしたら少額投資も可能ですので、元金が多く用意出来ない場合でも問題ありません。
企業で企業型確定拠出年金を行っている人は、一度自分の運用成果がどのようになっているのか、どのような値動きをしているのかを興味を持ってみてみるのもいいかもしれません。
金融リテラシーはいち早く身に付ける
金融リテラシーはいち早く身に付けることをおすすめします。
何故なら、私たちの生活は前提として様々な経済活動の中で行われているためです。
金融リテラシーが低い場合、収支を把握せずお金を使っていたり、金利を気にせずローンを組んでしまったり、支払が出来ないからとクレジットカードをリボ払いにしてしまったりと、最終的に家計が回らなくなるようなこともあり得ます。
もちろんローンやリボ払いが全て悪いわけではもちろんありません。
使い方や目的によっては使った方が良い場合も十分あります。
しかし、金融商品である以上、使い方をしっかり理解しなければ間違った使い方をしてしまい、家計収支を圧迫することになりかねません。
今日からでも遅くはありません。金融について興味を持ち金融リテラシーを少しずつでも高めていけるように頑張っていきましょう。