キャッシングの仮審査はあくまでも仮の審査です
これも、私が消費者金融を利用していた当時には考えられなかった事ですが、現在の大手消費者金融のキャッシング審査では本審査前に仮審査というものを行う事が可能です。
この仮審査ですが、仮という言葉からも分かるように仮審査に合格=本審査に通過出来るというものではなく、簡易的な審査によってあなたがキャッシングを利用できるか否か?についての予測を立てる意味合いが強くなっています。
もっとも、キャッシングの仮審査に申し込む方は、そういった事は重々承知していると思われますが、中には仮審査で借り入れ可能と表示されたにも関わらず本審査に通らなかったからと言って文句をいう方がいます。
仮審査の結果画面に本審査ではご希望に添えない可能性がありますなどの表示がされているにも関わらず、その表示をきちんと確認していないのかも知れません。
キャッシングの仮審査とは?
このキャッシング仮審査ですが、3~4項目の審査項目を入力するだけで簡易的な診断結果を表示してくれるものになります。下記画面は大手消費者金融のプロミスの仮審査申込画面になります。
年収200万円、現在の他社借入金額50万円で入力した結果、ご融資可能と思われますという表示が出ました。
この入力項目と審査結果を見る限りでは、年齢の対象はもちろん年収の金額と、それに見合った他社借入金額なのかどうかの確認のみ行っているものと思われます。
ちなみに、年収200万円で現在の他社借入金額100万円では判断しかねると表示されました。
もっとも、年収200万円に対して他社借入金額が100万円というのは総量規制の範囲外になるため、通常であれば融資不可になるところですが、銀行カードローンは総量規制の対象外になりますので、詳細な審査が必要だと表示されたのでしょう。
そして、これは先程も説明しましたが、この仮審査に通っても本審査も必ず通るわけではありません。ただ、仮審査がダメなら本審査は確実に通りませんので、一つの目安にはなると思います。
あくまで、キャッシングの仮審査は本審査に申し込むための、自分が最低条件をクリアしているか否か?という事を確認するためのものと考えていただければと思います。
それから、仮審査3秒診断では、申込者の氏名や勤務先などの詳細な属性情報や信用情報の入力は行わないため、ここで「融資可能」と表示されても実際の審査には関係ありません。
仮審査はあくまでも仮の審査になりますので、実際にキャッシング審査に通るかどうかは本審査に申込を行わない限りは分からないので注意が必要です。