クレジットカード審査での派遣・契約社員の扱いはこちら

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カード審査と派遣・契約社員について

クレジットカード審査には、色々な職種(職業)の方々が申込を行っています。

会社の経営者や重役、部長や課長、一般社員やパート・アルバイト、さらには自営業者や派遣・契約社員など。

そして、審査においては各クレジットカード会社の審査基準が異なっているため、どの職種(勤務形態)が有利かについては重きを置いているスコアリングにも微妙に差があり、会社社員>自営業者>パート・アルバイト、会社社員>パート・アルバイト>自営業者などのように、多少なりとも違いがあります。

もっとも、このスコアリングの評価については、私たちカード利用者が評価の詳細を確認する事は出来ませんので、審査可否の判断はカード会社が行う=審査が終わってみなければ分かりません。

ですので、どの職種が有利になるのかについての詳細を知ることは出来ませんが、一般的に審査基準における職種の優劣は、公務員>会社員>自営業者>パート・アルバイトの順になっていますが、自営業者とパート・アルバイトはカード会社によって逆の場合もあります。

そこで、派遣社員や契約社員も職種にあたりますが、クレジットカード審査において派遣社員や契約社員はどのような扱いを受けるのか?について解説します。

派遣社員や契約社員とは?

まずは、派遣社員についてですが、派遣社員とは派遣元の企業と雇用契約を結んで派遣先企業で働く雇用形態の事になります。

派遣先企業で働くことになりますので、派遣元と派遣先の契約が終了した場合には別の派遣先企業で働くことになります。

もっとも、これは一般企業で言うところの異動になります。

ただ、派遣社員の短所ですが、雇用契約を結んでいる派遣元企業への仕事の依頼が減少=派遣社員の仕事も減少する事になるため、一時的にでも収入が不安定になる可能性があります。

このため、派遣社員は正社員と比べクレジットカード審査では不利になる可能性があると言われているのが現状です。

また、契約社員ですが、これは会社と雇用契約を結んでいるものの、正社員と違うところは雇用期間に定めがあるところになります。

つまり、あらかじめ雇用期間が決まっている契約形態を契約社員と呼んでいるのです。

あらかじめ雇用期間が決まっているという事は、基本的にその期間が過ぎてしまえば職を失ってしまいますので、結果正社員と比べクレジットカード審査では不利になる可能性があると言われています。

審査における派遣・契約社員の扱い

先程も解説しましたが、派遣社員、契約社員共に正社員と比べ今後の雇用継続に多少の不安を抱えていますので、はっきり言いますが正社員と比べてクレジットカード審査では多少不利になります。

ただ、不利になるだけで、それが理由で審査に通らないという訳ではありません。

現実に、派遣社員や契約社員でもカード審査に通っている事例が多数報告されていますので、自分が派遣社員や契約社員だからと言って審査に通らないとは思わないで下さい。

ただ、正社員と比べると不利になりますので、職種以外の属性(居住形態や固定電話など)で有利になるようにした方が良いです。

派遣社員のクレジットカード審査について

ここからは、派遣社員、契約社員それぞれのクレジットカード審査について解説していきます。

まずは、派遣社員の審査ですが、先程も少し触れましたが正社員と比べ少なからず不利になっています。

ただ、不利になっている=審査に通らないという訳ではなく派遣社員でも審査可決実績は多数あります。

審査可決実績はありますが、派遣社員という勤務形態に限って言えばそれほどポイントは高くないため、やはり勤続年数や他社借入の有無、さらには良好なクレヒスが登録されているなど、他の審査項目の影響が大きいようです。

そのため、派遣社員がクレジットカード審査に通るためには、これらの項目の底上げが重要になってきます。

派遣社員のクレジットカード勤務先はこちら

派遣社員の勤務形態は、登録は派遣元ですが実際に勤務するのは派遣先になりますので、審査申込書に記載する勤務先で迷う人がいると思います。

確かに派遣元に籍を置きながら実際には派遣先に勤務している訳なのでどちらの勤務先を記入すればよいのか?迷うのも当然と言えます。

そこで、派遣社員の人が審査申込書の勤務先及び勤務先電話番号は基本的に派遣元のものを記入して下さい。

その理由は、派遣先にはそれほど長い期間勤務する可能性は低い=派遣社員の入れ替わりが多いため、派遣先の社員も派遣社員の名前を覚えていない可能性があるからです。

そのため、クレジットカード会社から在籍確認の連絡が来ても、当社にはそのような人物は勤務していません=結果在籍確認が取れない=審査に通らない可能性があるためです。

もっとも、派遣元会社には数多くの派遣社員が登録しており、中には同姓同名の人もいる可能性があるため、近年の派遣元会社ではカード会社から在籍確認の連絡があったとしても個人情報保護法の観点から回答しないケースがあります。

その結果、やはり在籍確認が取れないため審査に通らない可能性もあるのです。

そのため、派遣社員が審査申込書に記入する勤務先については派遣元、派遣先ともに少なからず不安が残りますので、あなたが少し不安だなと感じているのであれば、あらかじめカード会社へ派遣元、派遣先のどちらを記入したら良いのか?の確認を行った方が良いかと思います。

派遣社員のクレジットカード在籍確認はこうなります

派遣社員の審査における在籍確認の連絡ですが、基本的に申込書に記載された勤務先に掛かってきます。

つまり、審査申込書に派遣先を記載していれば派遣先に、派遣元を記入していれば派遣元に掛かってきます。

もっとも、これは当たり前の話ですが、在籍確認の連絡が不安という人はやはり事前にカード会社へその旨問い合わせをしておいた方が良いです。

ちなみに、派遣先会社が大企業の場合には、先程も少し書きましたが派遣社員も含めた社員数が多いため、派遣社員の名前を把握していない場合があります。

そのため、在籍確認不可=審査に通らない可能性が高くなるため注意が必要です。

契約社員のクレジットカード審査について

ここでは、契約社員のクレジットカード審査について解説しますが、やはり派遣社員と同様に契約社員だからと言って審査に通らないという事はありません。

ただ、やはり正社員と比べると不利になる傾向があるため、ステータスの高いクレジットカードは避けた方が良いです。

もっとも、審査において申込者の継続安定した収入は必須になっているため、契約期間が決まっている=その後の収入状況が見通せない契約社員の場合には、正社員と比べ評価が低くなることは否めません。

そのため、契約社員の人は派遣社員と同様に勤務形態以外の属性の底上げを図っていった方が良いです。

ちなみに、信用情報に良好なクレヒスが登録されていること、事故情報の登録が無いことも審査に通るためには必須の条件になります。

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