クレジットカード審査基準はここを抑えて下さい

クレジットカード審査基準はここを抑えて下さい クレジットカード

クレジットカード審査には審査基準があります

これは、クレジットカード審査の基本中の基本ですが、現在審査に通らない人はクレジットカード会社が設定している審査基準を満たしていない可能性があります。

もっとも、カード会社としては自社で求めている顧客層がありますので、それに合わせて審査基準を設定していますので、この基準を満たしていない申込者については今後自社顧客として迎い入れる訳には行かないため、審査に通らない事は仕方ありません。

そのため、審査に通らない人が最初に行うこと、それはクレジットカード会社が設定している審査基準を満たすために自分の属性情報で足りないものを調べて改善する、または信用情報に審査で不利になりそうな項目があればその情報が削除されるまで待つなどの対策が必要になります。

ただ、肝心の審査に通らない人がカード会社の定める審査基準を知らなければ、何から対策を始めたら良いのか?が分からないと思います。

そこで、今回の記事ではクレジットカード会社が定めている審査基準について、属性情報と信用情報の両面から解説します。

クレジットカード会社によって審査基準は異なります

これは先程も少し触れましたが、クレジットカード審査基準は審査を行うクレジットカード会社によって異なっています。

それはそうですよね?各カード会社にはそれぞれ思惑があり、自社顧客に何を求めるのか?がそれぞれ違うのです。

例えば、イオンカードは自社系列のイオンを良く利用すると思われる女性や主婦層をターゲットにしています。

また、銀行系クレジットカードでは自行の口座への給与振込や公共料金の支払いを行っている人が審査で優遇される可能性があるなどです。

このように、各クレジットカード会社によって、ターゲット層が異なっていますので、当然ですが審査基準は各カード会社によって微妙に違うのです。

審査基準の前提としてあるもの

クレジットカードの審査基準は各クレジットカード会社によって微妙に異なりますが、各カード会社共通の最低ラインというものがありますので、ここで解説させていただきます。

この最低ラインを満たしていれば、高ステータスのクレジットカード以外であれば大抵の審査に通る可能性がありますので、現在審査に通らなくて困っている人は、まずはこの審査基準を満たすようにして下さい。

クレジットカード審査における基準(目安)

居住形態

簡単に引っ越しをする事が出来ない自己所有がクレジットカード審査では有利になります。

そして、この居住形態では自己所有(戸建て、マンション)>家族所有(戸建て、マンション)>賃貸マンション、アパート>貸家>間借りという順番になります。

そこで、審査におけるこれら居住形態の基準ですが、貸家以上であれば問題ありません。

ただ、間借りは他人の住居の一角を借りている事になるため審査では不利になります。

居住年数

クレジットカード審査では、転居を繰り返しているよりはある程度同じ場所に住んでいる人が有利になりますので、この居住年数は最低でも1年以上は必要になります。

ただ、新卒で引越しして間もないという人や新築した人など、何か特別な理由がある人に関しては半年程度あれば大丈夫のようです。

勤務形態

クレジットカードは審査に通るだけではなく、審査に通った後のカード利用代金を延滞無く支払ってもらえるか?が重要になります。

そのため、この勤務形態も安定した職業が有利になっています。

ちなみに、この勤務形態では基本的に公務員や上場企業>一般会社員>契約、派遣社員>自営業>パート・アルバイト>年金>学生という順番になっています。

そこで、審査におけるこれら勤務形態の基準ですが、基本的に自営業以上であれば問題になる事はなく、パートやアルバイトに関しても他の属性情報(居住年数や勤続年数)が基準以上であれば特に問題になる事はありません。

ただ、年金暮らしの人は、クレジットカードによっては審査で不利になる可能性があります。

また学生の人は一般のクレジットカードでは不利になる可能性がありますので、学生専用カードをお勧めします。

勤続年数

クレジットカード審査では、継続した安定収入が求められていますので、この勤続年数は最低でも1年以上は必要になります。

ただ、新卒採用で就職して間もないという人は、勤続年数が短くて当たり前なので、勤続年数半年程度でも大丈夫な場合があります。

年収

勤続年数のところでも解説しましたが、クレジットカード審査では継続、そして安定収入が求められていますので、年収は最低でも200万円以上、出来れば300万円以上は必要になります。

そして、年収が200万円未満の場合、この年収だけで審査に落ちる場合もあるため、年収が200万円未満の人は何とか頑張って200万円以上は確保した方が良いです。

他社借入

この他社借入も審査への影響が高くなりますので、なるべく少なくしてから審査への申し込みを行って下さい。

そこで、この他社借入における一定の基準ですが、借入総額は最高でも年収の1/3以下、借入件数は最高でも3件以下が望ましいです。

というのも、借入総額では年収の1/3以下になっていないと総量規制の影響を受けるためで、借入件数に関しては件数が多い=現在の生活に困窮している可能性があるとみられるためです。

いかがでしたか?

クレジットカード審査の基準は各クレジットカード会社によって微妙に異なっていますが、審査の基礎となる部分はあります。

そして、これらの基準を満たす事こそが審査に通るための第一歩になってきます。

そのため、クレジットカード審査へ申し込む際には、最低でもこれらの条件を満たしている事を確認してから申し込むようにして下さい。

審査基準を満たさないまま申し込んだ場合には、審査に通らない可能性があり通らなかった際には今後の審査へも少なからず影響が出てくるため注意が必要です。

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